こんばんは!
今日は、仕事の中で気づいた「価格の考え方」についてのお話です。
先日、キーエンスのRPA(業務自動化ツール)について説明を受ける機会がありました。
私の中では「キーエンス=高い」という印象があり、実際、今回紹介されたRPAの価格は月額13万円でした。
「やっぱり高いのかな?」と思っていると、一緒に聞いていた新入社員の感想も「高い」。
でも私は「むしろ安い」と感じたんです。
この感覚の違い、気になりませんか?
価格が「高い」「安い」と感じる理由は、費用対効果の捉え方にあると気づきました。
そこで今回は、RPAの価値をどう考えるか、私なりの視点をお伝えします。
そもそもRPAとは?「固定作業を代行する頼もしいツール」
まずは、RPAについて簡単にご説明します。
RPAとは、**Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)**の略で、
人が行う繰り返し作業やルーチンワークを自動化するツールのことです。
たとえば:
- データ入力や転記作業
- 書類チェックやメール送信
- システム間での情報のやり取り
こういった単純作業を人間の代わりに行ってくれます。
キーエンスのRPAの場合、特に使いやすく設計されていて、初心者でも操作が簡単だと感じました。
ただし、月額13万円の価格を聞いて「高い!」と思う人もいるかもしれません。
月額13万円は「高い」?それとも「安い」?
私が「安い」と感じた理由を、具体的にお話しします。
1. 時給換算で考えてみる
RPAは24時間稼働します。
1か月(30日)で計算すると、稼働時間は720時間です。
月額13万円で割ると、1時間あたりのコストは約180円。
この時給で働く「ミスのない24時間労働者」を雇うと考えたら、かなりお得だと思いませんか?
2. ミスがない=クオリティが安定
人間が作業する場合、ミスがつきものです。
特に単純作業では、注意力が落ちてエラーが発生することも。
RPAなら、設定した通りに確実に作業をこなしてくれます。
しかも、疲れることもありません。
3. 人件費と比較すると明確
仮に1人分の人件費が月額20万円だったとしましょう。
これに比べると、月額13万円のRPAは格安です。
特に、複数の単純作業を自動化できる会社にとっては、大きなコスト削減につながります。
費用対効果を考える!RPAを導入する際のポイント
もちろん、RPAがすべての会社にとって「お得」になるわけではありません。
重要なのは、費用対効果をしっかり検討することです。
1. RPAが処理する業務量を見積もる
「自動化できる業務がどれくらいあるのか」を事前に調査することが大切です。
月720時間の作業がある会社なら、RPAの導入で十分元が取れます。
2. 活用範囲を明確にする
RPAで処理できる業務範囲をはっきりさせ、導入後の活用イメージを描きましょう。
具体的な利用シーンが浮かぶほど、費用対効果を計算しやすくなります。
3. 他のツールとの比較も忘れずに
同じようなRPAツールが複数存在します。
価格や機能、サポート体制などを比較して、自社に合ったものを選びましょう。
まとめ:「高い」か「安い」かは価値次第
価格を高いと感じるか、安いと感じるかは、その価値をどう捉えるかで大きく変わります。
RPAは、「月額13万円」という金額だけを見ると高く感じるかもしれません。
しかし、費用対効果を考えれば、多くの業務を自動化することで、コスト以上の価値を生む可能性があります。
例えば:
- 繰り返し作業が多い会社では、大幅な時間削減が可能。
- 人的ミスを減らし、業務効率を向上。
こうした効果を考慮すれば、RPAの導入は十分に「安い」と言えるのではないでしょうか?
皆さんも、ぜひ一度「費用対効果」を基準に考えてみてください。
視点を変えることで、新しい可能性が見えてくるかもしれません!