トヨタの好調ベアの裏側

トヨタの今年の今年のベアは、昨年の2,700円を大きく上回る4,000円で決着したようです。

円安の影響で、輸出企業であるトヨタの好調さがうかがえますね。

一方のトヨタの下請けでもベアが行われる様です。ただ、このベアは、好調のベアではない様です。

最近、各企業がベア等での賃上げで従業員の争奪戦が繰り広げられているらしく、利益を削ってのベアの様です。

ニュースのヘッドラインで見ると、「ベア4,000円」はとても魅力的なことだと感じますが、その影響までみると考えさせれるものがあります。

また、下請けにとって、円安は逆に部品のコスト高につながり、さらに厳しい状況になっている様です。

今、日本の経済は好調の兆しを見せている様にみえても、ほんの一部だけの様に感じます。
トヨタが好調といっても、為替分利益が好調ということと下請けが為替分をかぶっているにすぎません。
また、為替が反転しないという保証もありません

このことを忘れてはいけないないんだなと感じるニュースでした。

 

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